雰囲気抜群の渋谷イチの隠れ家バー『シップ/エスジークラブ(Sip/THE SG CLUB)』渋谷/東京

雰囲気抜群の渋谷イチの隠れ家バー『シップ/エスジークラブ(Sip/THE SG CLUB)』渋谷/東京

これぞまさに隠れ家

渋谷のNHKからほど近く、一本脇道へ逸れると、おしゃれなカフェ風の外観をした店が現れる。カフェにしては重厚な作りだが、実はこの店こそ、ニューヨークや上海でバーテンダーの経験を積み、2012年には世界大会で優勝を果たした日本人バーテンダーがプロデュースする『THE SG CLUB』だ。 この店で飲むことを楽しみに、海外ゲストが連日押し寄せる話題のバーである。

1階ではGuzzleというカジュアルな雰囲気のバーが営業しているが、ここは素通りして、店員に「地下へ行きたい」ことを告げよう。そうすると、Guzzleの店内から地下へと続く階段へ案内される。階段を1段降りるたびに高まる期待感を胸に秘め、突き当たった先に広がる妖しい空間がTHE SG CLUBのメインバー『Sip』だ。
※Guzzleについては以下の記事でご紹介しているので、気になる方は参照してほしい。
大人デートで訪れたい神南の最先端カフェバー『ガズル/エスジークラブ(Guzzle/THE SG CLUB)』渋谷/東京

想像以上に暗い店内は、目が慣れる他のゲストの顔すら見えない。席は、正面にカウンターが数席あり、その背後にテーブルが4卓といった配置になっている。テーブルには、ランプが置かれており、灯された火が妖しく揺れる。
この雰囲気、まさしく大人の隠れ家だ。

海外ゲストが連日押し寄せる

国外での知名度の高さから海外ゲストが楽しむ姿が見受けられる。日本人ゲストは、場所柄なのかいわゆるバーとしては年齢層は若めだ。ただし、若いといっても、いわゆるオーセンティックバーとの比較した場合の話であり、実際は30代くらい。カップルでの利用も多い印象だ。

お洒落すぎるカクテル

席に着くと、畳縁(たたみべり)があしらわれたメニューを渡される。メニューには、カクテル名と材料が羅列されているだけで、いずれもこちらのバーのシグネチャーカクテルであるため、メニューからイメージを膨らませるのは難しいかもしれない。例えば、材料に「林檎、林檎、林檎、林檎、林檎、、、」なんて書かれたものは見当もつかないだろう。しかし、見当もつかないからこそ気になってしまうのが人間の本能。紹介の仕方が非常に上手い。
ここは初心に戻って、バーテンダーと相談だ。飲みたい味のイメージを伝え、一番近しいものを薦めてもらう。
まずは、ショートカクテルであることを確認したST.THOMAS(聖トーマス)をオーダー。メニュー表記では、ボンベイサファイア、胡瓜、パイナップル、レモングラスとなっているこのカクテル。想像通り、さっぱりした飲み口であるが、なぜこの名前がついているかは全くわからない。

ST.THOMAS(聖トーマス)

続いて、フルーツを漬け込んでいるため、甘くて飲みやすいとのことでオーダーをしたOn A Slow Boat To China(オンナ スローボートゥ チャイナ)。メニューによるとバカルディ、茉莉茶、茘枝、龍果実が入っているそうだ。見た目にも華やかなカクテルは、確かにフルーティーで飲みやすく、女性にお薦めだ。

On A Slow Boat To China(オンナ スローボートゥ チャイナ)
こんな容器に入って出てくる

次のオーダーは定番のマンハッタン。
どんなレシピのマンハッタンなのか注目していると、 冷蔵庫からは出てきたボトルには、「Manhattan」の文字が書いてある。そして、その意味はすぐに理解できた。
そう、実はここでは、カクテルを事前に仕込んでいるのだ。
日本のバーを愛する人には、反感を買うかもしれないが、焼酎の前割りのように馴染むということと、作り手の違いによる味の差をなるべく抑えたいという理由からこのスタイルをとっているのだそうだ。当然、効率化などの意図もあるだろうが、これぞまさしくアメリカ式だ。
ちなみにこのマンハッタン、ウイスキーは、ウッドフォードリザーブだろうか。
しっかりと腰があり、なかなかパワフルな味わいだ。

マンハッタン

そして名前に釣られた、APPLE IN A Room, OH No…(アップル成ルモノ)。メニューには、林檎、林檎、林檎、林檎、林檎、、、としか記載がない。
さて、どんな味か…

APPLE IN A Room, OH No…(アップル成ルモノ)

実はこのあたりから味の記憶が残っておらず、、、
この日は、Guzzleで飲んだ分も含めて、結構な酒量になってきたため、以降、味については割愛する。
まだまだ酔っ払いは止まらない。次は、メニューを見て最も気になっていた
SMOKE GETS IN YOUR EYES(スモーク ゲッツ イン ニュアイズ)。

SMOKE GETS IN YOUR EYES(スモーク ゲッツ イン ニュアイズ)

名前の通り、スモークされて出てきたカクテル。
レシピは、ウイスキー、ベネディクティン、シェリー、スイートベルモットといういかにも男性が好きそうなカクテルだ。コースターの演出など、いちいち洒落ており、なかなかおもしろい一杯だ。
最後は、デザートカクテルで締めよう。
シャンパンとアイスクリームのカクテル(※名前失念)は、
想像通り、デザート向きのカクテルだ。

シャンパンとアイスクリームのカクテル

さいごに

この雰囲気と演出はまさに最上の隠れ家。食事の後に訪れる際は、テンションが上げすぎて、終電を逃してしまわないように注意したほうがいいだろう。ゲストは、日本人だけではなく、白人、アジア人問わず、海外ゲストが多く、
かなり混雑しているので、事前に予約して訪れたほうがいいだろう。
内装から、カクテルまで、ひとつひとつの演出がとても凝っていて、現実からトリップするには最適な場所だ。日本のオーセンティックバーとは一線を画すバーがここだ。


Sip/THE SG CLUB
営業時間
 日~木 18:00 ~ 26:00
 金・土 18:00 ~ 27:00
定休日 
 なし