これがアジアNo.1バー『Manhattan(マンハッタン)』オーチャード/シンガポール

これがアジアNo.1バー『Manhattan(マンハッタン)』オーチャード/シンガポール

マンハッタン

Asia’s 50 Best Bars 2年連続No.1を獲得したバー。
アジア最高峰のバーとはどんな場所なのか。
それが知りたくて、それを味わいたくて訪れた。
結論、バー好きを自称するなら一度は行っておくべきバー。

Asia’s 50 Best Barsとは

本題に入る前にAsia’s 50 Best Barsについて紹介する。
Asia’s 50 Best Barsとは、バーテンダーや批評家らが選ぶバーのランキングである。前年度ランクインしたバーも投票権を持つという。
ランキングの評価基準は不明だが、少なくとも日本からランクインしている顔ぶれを見る限り、海外ゲストをスマートにもてなすことができることは必須条件。
だから、日本の多くのオーセンティックバーのようなクローズした雰囲気では、どれだけ味が優れたカクテルを作っていてもランクインは果たせない。
逆に、一定水準以上の味を提供していれば、ハードやサービスなど、海外基準で比較されるのがこのランキング。
つまり、順位が高いほど美味しいという意味ではないので、そこは期待してはいけない。

豊富なカクテルメニュー

さて本題。
マンハッタンバーの最大の魅力は、やはりカクテルだろう。
分厚いメニューを開くと、日本では聞いたことがないようなカクテルの名前がずらりと並ぶ。大半が店のオリジナルカクテルのようだが、正直言ってよくわからない。
しかし、メニュー上にレシピは明記されており、カクテルを飲み慣れていれば味の想像はつくので、そこからアプローチすることにした。

バックバーには酒がずらり。日本では見かけないものもたくさん。

メニューには、時代ごとのイメージをテーマにしたカクテルや、クラシックカクテル、店内でブレンドしミニ樽で熟成させた酒を使用したカクテル、そして、店名にちなんで、様々なスタイルのマンハッタンなどなど、かなりの数が掲載されており、どれも美味そう。
旅先なので1杯25SGD~という値段には目を瞑るとしても、日本よりも高アルコール仕様のカクテルを何杯も飲むのはさすがに厳しいので、仕方なく厳選することにした。

氷もよく透き通った堅い氷

味も見た目もばっちりなカクテル

では、いただいたものを簡単にご紹介。
まずは、着席時にサーブされるウエルカムカクテル。
中甘口でさっぱり目だったが、意外とアルコール感もあるので、もしかしたら飲めない人もいるかもしれない。

ウェルカムカクテル

ジンフィズ(Gin Fizz)かなにか・・・

ジンフィズ(Gin Fizz) ?

東京で開催されたBar Showにマンハッタンバーのマネージャーであるフィリップ氏が招かれたときに、彼のカクテルに対する真摯な姿勢に魅了されながら飲んで以来のアビエーション(AVIATION)。残念ながらフィリップ氏は不在だったが、ホームで飲むことはできてよかった。
ドライでありながら酸味も効いており、最後にはバイオレットの甘みが広がる。日本では飲んでいる人をあまり見かけないが、海外ではとても人気のあるカクテルだ。
海外では、バイオレットを直接グラスに垂らすのが一般的な作り方だが、日本ではバイオレットを混ぜた状態でシェイクすることが多いので、見た目の印象はかなり変わってくる。

アビエーション(AVIATION)

こちらも海外で人気の高いカクテルビューカレ(VIEUX CARRE)。
日本でも、海外ゲストが多めの店では通用するカクテル。
まさに通好みで、どっしりと重たく、ドライでいて甘さもある。ここではロックスタイルではなくショートでのサーブだった。

ビューカレ(VIEUX CARRE)

クラシックカクテルのラインナップに書かれていたが、結構珍しいと思われるのがこのモノクローム(MONOCROME)。
マンハッタンバーでのレシピは、Tawny Port, Noe 30years PX Sherry, Luxrado Hazelnut Liqueur, Plum Bittersとなっているが、googleで検索しても情報は出てこず。ちなみに、マンハッタンバーの最新のメニューからも外されたようだ。

モノクローム(MONOCROME)

番外として、突き出しのポップコーン。スパイシーでけっこうクオリティは高め。

ポップコーン

途中で出てきた胡瓜とチーズのサンドイッチ。食べ終わると、「もっといるか?」と聞かれたが、なぜ出てきたかは不明。

サンドイッチ

まとめ

ひとつひとつがしっかり作られており、総じてクオリティは高い。1杯25SGD~でも十分に納得感があり、その上、サービスもよく雰囲気も上質なので、素晴らしいバーだった。
海外のバーでは、大抵メニューがでてきて、稀にこういう凝ったメニューを用意しているバーとも出会う。価格も明記されているし、ここでしか飲めないカクテルがわかるので非常に良い。
日本では、ストックしている酒が変わるとか、名前だけ書いても客がわからないというそれっぽい理由から、メニューを持たないバーが多いが、客からアプローチしてもらうためにも、リコメンドと材料くらいは明記しておいてもいいのではないかと思う。文化もいいけど、客がアプローチできる余地を作ってあげるのも大事なのではないだろうか。

内観

Manhattan
営業時間
 日~木 17:00 ~ 25:00
金~土 17:00 ~ 26:00
定休日
 なし