おしゃれで居心地ばっちりな隠れ家『バーリアン(BAR LIEN)』新橋/東京

おしゃれで居心地ばっちりな隠れ家『バーリアン(BAR LIEN)』新橋/東京

和モダンな雰囲気のおしゃれバー

新橋駅から歩いて数分。繁華街の喧騒から離れ静かになってきたころ、
突如現れる異彩を放った和モダンな外観のバーが『BAR LIEN』だ。

大きな暖簾がかけられており、どことなく京都のような雰囲気を漂わせている。
暖簾をくぐると、一部がガラス張りになった扉が現れ、店内の雰囲気をのぞくことができる。中の様子がわかるので、これなら一見でも入りやすいだろう。

勇気を出して店に入れば、まさに隠れ家といった雰囲気。洗練されていながらも、どこか心落ち着く空間に仕上がっており、ところどころに飾ってある盆栽がとてもよくマッチしている。

バーテンダーのサービスに感激

実はこちらのバーは、もともとは大宮で営業されていたが、このサラリーマンの聖地である新橋で2018年11月にリニューアルオープンした。
黒いバーコートでビシッと決めて出迎えてくれるオーナーバーテンダー。その立ち居振る舞いは見事で、本格的なバーで飲んでいるという実感を与えてくれる。
そして、サービスが特に素晴らしく、常連客がいるにもかかわらず、タイミングを見つけては、私たちに話しかけてくださり、お店の紹介や、お酒の説明、その他の共通する話題など、楽しい時間を過ごすことができた。常連と一見の区別なく、客を大切にする姿勢は、バーにおいて最も大事なことだと思う。
ちなみに挨拶代わりの一杯目は、 マデイラ島で造られているCANNING’Sというクラフトジンを使用したジントニックだった。パッションフルーツのような香りが立ち、なかなか好きな味だ。お店のウリであるマデイラを絡めてくるあたり、とても気の利いたサービスだ。

ジントニック:ドライジン/ライムジュース/トニックウォーター

マデイラワインのバー

こちらのバーで真っ先に目に入るのが、バックバーの中央に収められたたくさんの見慣れないボトル。どれも似たようなボトルだが、よく見ると描かれている文字や数字がすべて異なっていることに気づくだろう。そう、それこそが、こちらのバーが最もリコメンドしているお酒「マデイラワイン」なのだ。ポルトガルのマデイラ島で作られるこの酒精強化ワインは、一般的には甘口のイメージが強いが、実は辛口のものもあり、こちらのバーではさまざまなタイプのマデイラワインを楽しむことができる。また、日本におけるマデイラワインの第一人者であるオーナーだからこそ知っている新しい飲み方も楽しめるかもしれない。
ちなみにカクテル党の私は、マデイラと桜リキュールを使用したオリジナルカクテルをいただいた。 甘く優しい口あたりでいてすっきりとしており、桜リキュール由来の桜の香りが鼻から抜ける。全く飽きが来ない品の良い甘口カクテルは、女性は特に好みそうな仕上がりだった。
添えられているリキュールグラスには、カクテルに使用したマデイラワインのサービス。

桜とマデイラワインのカクテル

ハイレベルなクラシックカクテル

メニューは特にないようなので、注文時はオーナーと相談しながら次の一杯を決めることになる。バックバーには、マデイラワインのほかに、左手にウイスキーがずらりと並び、右手にはウイスキー以外のボトルが並ぶ。確認できたものは僅かであるが、オールドボトルのストックもあるようなので、常連になれば希少な一杯に出会えるかもしれない。
カクテル党の私たちは、当然カクテルをオーダーする。1杯目に相方がオーダーしたモスコミュールは、少し大ぶりなカットのライムを、銅マグに向けて勢いよく一気に絞って作られた。 辛すぎず、甘すぎず、ちょうどよい加減に仕上がっている。

モスコミュール :ウォッカ/ライムジュース/ジンシャーエール

そして締めには王道のドライ・マティーニを。
マティーニグラスに注がれたそれは、まさにザ・マティーニという出で立ちだ。ベルモット比率が低めで、酒好きが好むドライテイスト。
この洗練された男性的な味わい、かなり私好みの仕上がりだった。

マティーニ:ドライジン/ドライベルモット/オリーブ/レモンピール

さいごに

居合わせた何名かの常連さんは、マデイラワインに限らず、ワインやウイスキーなど、各々好きな酒を楽しんでおられた。
オーナーによるほどよい距離感のサービスは、一見でも居心地よく、マデイラワインに興味がある人も、また別の酒を飲みたい人も、誰もが楽しめる正統派のバーであった。仕事帰りの一杯でも、デートの締めに訪れるのにもいいだろう。
今後、新橋でバーに訪れる際は、真っ先に候補にあがるのは間違いない。



BAR LIEN
営業時間
 月~金 17:00 ~ 25:00
 土・祝 15:00 ~ 23:00
定休日
 日曜日