これぞ銀座のホスピタリティ!大都会の隠れ家『バー ゴヤ(Bar goya)』銀座/東京

これぞ銀座のホスピタリティ!大都会の隠れ家『バー ゴヤ(Bar goya)』銀座/東京

これまで、どれだけのバーに訪れただろうか。数え切れぬほどのバーを訪れ、バーテンダーと出会ってきた。しかし、どれだけバー通いをしていても、銀座のバーだけはいつだって背筋が伸びる。なぜならここは、一流が集う街なのだから。
その銀座に、雑誌「dancyu」で紹介されていたバーがある。場所は銀座6丁目のビルとビルの合間の小路という、偶然でも見つからないであろう場所。大都会の真ん中だが、目指してこなければ見つけることができない隠れ家だ。

時刻は平日の17時。扉を開けると、笑顔で迎えてくれるオーナーバーテンダーの山崎さん。思っていたよりもこじんまりとした店内には、カウンターの中央に生ハムの原木が置かれている。
かのスタアバー出身というからには、定評のあるシェークに期待したいところだが、まずは定番のジントニックからお願いする。
スタンダードなジンとすでに絞ってある果汁、シュエップスのトニック、
そして、見たことのない銘柄だがおそらく炭酸が少量。最後にレモンピールを添えて完成だ。「レモンを使用してさっぱりと仕上げました」と出されたそれは、とても爽やか。グラスには、柱状の氷が1本のみ入っているため、グラスの中が透過されて美しい。当然、見た目だけでなく、炭酸を殺さないためなど理に適っているわけだが。やはり、この形状の氷で提供される炭酸系カクテルは格別だ。

さて、2杯目にオーダーしようと思っていたギムレットは、後から入店した隣の客が注文してしまった。続けざまに同じものをオーダーするのはなんとなく気が引ける。仕方がないのでもう一つの候補であったマンハッタンを。結果、この選択は正解だった。

使用するウイスキーは、エライジャクレイグとオールドグランダッド。カルパノでリンスした上で、通常のスイートベルモットを使用し、穏やかなステアで作られるマンハッタン。グラスに並々注がれて、レモンピールをして提供される。

写真を撮ろうとしたところ、 「まだこれは未完成なんです。まずは一口どうぞ」と促される。
想定外の出来事に戸惑いつつ、言われるままに一口含む。 すると、グラスに余裕ができたところに、2種のチェリーが投入され、ようやくマンハッタンの完成だ。これはなかなか楽しい演出。チェリーの投入前後で味が変わるところも面白い。それにしても、オールドグランダッドのマンハッタン、これはなかなか良い感じだ。

マンハッタン

気づけば、カウンターには常連さんの姿も多く見受けられたが、そんな状況でも、一見の私としっかりコミュニケーションをとってくださり、とても楽しい時間を過ごすことができた。短い時間ではあったが、銀座のトップバーで培ったホスピタリティを垣間見ることができた気がする。

まだまだここで飲みたかったのだが、界隈のバーにも顔を出しておきたいのでここまでにしておこう。忙しいにもかかわらず、最後まで丁寧にお見送りしてくださりなんとも気持ちの良いサービスだった。
少し見つけづらいかもしれないが、諦めずに探してみてほしい。たどり着いたその先には、きっと、素敵な時間が待っているから。


Bar goya
営業時間 / 16:00 ~ 24:00
定休日 / 日曜・第一水曜