バー初心者が、初めてバーに訪れる前に知っておきたい3つのこと

バー初心者が、初めてバーに訪れる前に知っておきたい3つのこと

はじめに

映画などを見ていると、雰囲気のいいバーでお酒を飲むシーンがありますよね。
きっと、だれしも一度は目にしたことがあり、それがきっかけでバーに興味を持つ方も多いと思います。
しかし、興味があってもなかなか訪れる機会がないのがバーという場所。
多くの方は、「入りづらい」「高そう」「お酒もマナーもわからない」なんてイメージされるのではないでしょうか。でも、イメージだけで決めつけていると勿体ないです。

今回は、これからバーに初めて訪れる方や、行ったことはあるけれど、1人では行きづらいなという方のために、バーに訪れる前に知っておいてほしいことを3つご紹介します。

バーとは

さっそく知っておいてほしいことをご紹介したいところですが、まずは当ブログが扱うバーについて定義したいと思います。

バーとは簡単に言うと、酒場のことです。
そのため、ダーツができる酒場をダーツバー、食事を楽しむことができるバーをダイニングバーと言ったりします。 つまり、馴染みのある居酒屋もバーに当てはまるわけですが、ここに辿り着いた方が知りたいのはそのようなバーのことではありませんよね。

世間一般でバーといわれているのは、いわゆるオーセンティックバーのことです。つまり、多くの方が、なんとなく入りづらいなと感じているバーこそ、オーセンティックバーというものです。

それでは、本題です。
初めてバーに訪れる前に知っておいてほしいことをご紹介します。

初めてバーに訪れる前に知っておいてほしい3つのこと

1.オーセンティックバーってどんな場所?

オーセンティックバーとは、お酒に関する知識と技術、そして、サービスを極めたバーテンダーがカウンターに立ち、お客さんの目の前でお酒を作ってくれる場所です。

オーセンティックバーでメインに扱うのは、お酒。ウイスキーやジンなどのスピリッツ(蒸留酒)、カシスやカンパリなどのリキュール、ワインやビールなどの醸造酒まで、数百種類に及ぶお酒と、それらを組み合わせて作る無限ともいえるカクテルの中から、お客さんに最適なものを考え、提供してくれます。
あくまでお酒が主役になるので、フードは、つまみ(軽食)のみのお店が多いのも特徴です。

2.メニューはあるの?

バーに訪れても、お酒のことなんて全然わからないから何を注文すればいいかわからないという方は多いと思います。そんな時に頼りにしたいのがメニューですが、そもそもバーにはメニューってあるのでしょうか。
実は、バーはメニューがないお店が大半です。慣れない方にとっては、不親切に思えるかもしれませんが、ある意味仕方がない理由が3つあります。

2.1.バーのメニューは無限大

バーにとって大事な商品となっているカクテルですが、材料の組み合わせ次第で作れるものは無限大です。定番のカクテル(≒スタンダードカクテル)だけをメニューにしてくれている店もありますが、実はそんなに需要がないのかもしれません。

2.2.品ぞろえがよく変わる

バーで好まれるお酒は、丁寧に作られた生産量が限られているものばかり。最初で最後の一本なんてことはザラにあります。そのため、それらをメニューに載せてもすぐに更新することになってしまい、コストに見合わないのでしょう。

2.3.メニューを読んでもわからない

メニューを用意してくださっているお店もありますが、眺めてみてもよくわからないのが本音です。ベース別にカクテル名が書いてあったり、産地ごとにウイスキーの名前が並んでいたりしますが、どんな味わいなのかわからない。名前が気になったものを取っ掛かりにするのもいいかもしれませんが、プロのバーテンダーがいる場所であれば、バーテンダーと相談しながら決めたほうが失敗の確立がぐんと減ります。

メニューがないなら注文できないじゃないかと怒られてしまいそうですが、安心してください、お客さんの目の前に立っているのは、メニュー…ではなく、バーテンダーです。バーでは、バーテンダーこそがメニューの役割を果たします。正確には、メニューというよりもコンシェルジュと言ったほう近いかもしれませんが、お客さんの好みに合わせて最適なお酒を提案するのがバーテンダーの仕事です。なので、遠慮なくバーテンダーに相談してみてください。注文時のバーテンダーとの話し方については別記事「バー初心者が、初めてバーで注文するときに知っておきたい3つのこと(※作成中)」をご参照ください。

ちなみに、最近はメニューを用意している店も増えてきており、メニューでは、主にお店のウリとなるオリジナルカクテルや季節のフルーツカクテルを前面に推してます。スタンダードなカクテルやウイスキーなどを載せているバーもありますが、価格帯だけをちらっと確認したらそっと閉じてしまいましょう。バーにおいて、メニューとにらめっこするのはお勧めしません。

3.予算はどれくらい?

バーに訪れるうえで最も気になるのが予算のことだと思います。美味しいお酒を飲んで、せっかく気持ちよくなっていたのに、会計が思いがけない金額だったら酔いも醒めてしまいます。そこで、そんなことにならないように予算感についてここできっちり予習しておきましょう。

3.1.地域によって価格が異なる

バー初心者向けのコラムを見ていると、ジントニックだったら1000円が相場とか書いてあったりしますが、あれはあまり当てになりません。なぜなら、ドリンクの価格は地域によって相場が異なるから。そのため、当然ですが都会へ行くほど1杯あたりの価格が上がってきます。例えば銀座だったら、平均すると1杯2000円。最近は新宿もそれに近いものがあります。逆に、都会でも札幌だと、こんなにいい酒がこの値段!?と驚いたりして、地域によって価格差は大きいです。なので、このカクテルだったらこのくらいの値段という話はあまり当てになりません。

3.2.チャージってなに?サービス料とはちがう?

夜遊びをしている方は聞いたことがあるであろうチャージというシステム。ようは席料のことで、座っただけで一定の料金が加算されます。バーによっては設定していないところもありますが、チャージをとる店の多くは、1000円程度が相場のようです。

また、チャージの代わりに、サービス料を取るバーもあります。サービス料は、会計に対して○%で設定されることが多く、バーによって大きく差が出ます。特に都内の某6つ星ホテルのバーは、サービス料18%なんて設定をしているので注意したほうがいいでしょう。

長くなってしまいましたが、バーに訪れる際の予算は以下程度と考えていれば良いかと思います。
それぞれ、カクテル3杯+チャージの相場(※2019年時点、筆者感覚)
・ 銀座    :6000円~7000円
・ 東京都心  :5000円~6000円
・ その他繁華街:4000円~5000円
・ 郊外    :3000円~4000円
・ ホテルバー :5000円~6000円
もちろん、上記がすべてではなく、良いものをリーズナブルに出しているバーもたくさんあります。 ひとまずこのくらいを想定していれば安心できるという目安としてご参考にしていだければと思います。

さいごに

いかがでしたか?バーについて、少しは知っていただくことができたでしょうか。
一歩目のハードルが高いのがバーの世界ですが、踏み出した先に待っている特別な経験は、何事にも代えがたいものが得られます。
バーに訪れる限りは、決して安いとは言えない金額を使うことになりますが、それ以上の価値があるからこそ、成り立っているのがバーです。
同僚との飲み会を1度だけ我慢して、バーで上質なお酒と時間を味わってみてはいかがでしょうか。